ＰＳ三菱、今期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も14円増額

　ピーエス三菱 <1871> が3月22日大引け後(17:30)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の66億円→74億円(前期は53.4億円)に12.1％上方修正し、増益率が23.4％増→38.4％増に拡大し、従来の25期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の49.5億円→57.5億円(前年同期は29.4億円)に16.1％増額し、増益率が68.4％増→95.6％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の18円→32円(前期は18円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１.個別業績予想　売上高につきましては、手持工事の進捗が前回予想を上回ったことにより、７億円増加する見込みであります。　経常利益につきましては、工事採算の改善により前回発表予想を８億円、当期純利益は「１.繰延税金資産の計上に　ついて」に記載のとおり、繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額の計上等により約19億円の増加となる見込み　であります。２.連結業績予想　連結業績予想につきましては、主に個別業績予想の修正に伴うものでありますが、売上高は前回発表予想より10億　円増加する見込みであります。営業利益及び経常利益は、主に個別業績予想の修正によりそれぞれ８億円増加、　当期純利益は約20億円の増加となる見込みであります。

　　当社は、株主の皆様への配当政策を最重要課題の一つとして位置づけており、健全な経営基盤を維持するため内部留保を確保しつつ、継続的かつ安定的な配当を実施していくことを基本方針としております。　この基本方針のもと、2019年3月期における期末配当につきましては、当期の業績や今後の経営環境等を総合的に勘案し、普通配当は１株当たり２円増配し20円とし、特別配当12円を加えて32円とさせていただきます。　なお、本件につきましては、2019年6月19日開催予定の第71回定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施する予定です。※上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の　 業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。