大真空に継続買い観測、世界最小の温度センサー内蔵振動子開発で5G関連でも穴株素地
大真空<6962.T>は小口ながら継続的な投資資金の流入が観測され、じりじりと水準を切り上げる展開となっている。業績は低迷しており、19年3月期は営業損益が収支均衡圏まで落ち込む見通し。しかし、前期20円配当を実施するなど財務基盤はしっかりしており、解散価値から7割もディスカウントされたPBR0.3倍台は水準訂正の可能性をはらんでいる。また、同社はスマートフォンやカーナビに使われる温度センサー内蔵の水晶振動子として、世界最小製品の開発に成功しており、電子機器の小型化・薄型化ニーズを今後取り込む可能性が高い。2020年の東京五輪に向け国内でもインフラが加速するとみられる次世代通信規格5G関連としても注目されつつある。
出所:minkabuPRESS
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