マーケットコンディション
先週末のドル円は、110.45円で始まると、東京時間は日経平均株価の軟調などもあり110.26円まで下落。ロンドン時間、米中通商協議(閣僚クラス)が順調とのニュースを受け一時110.47円まで上昇となるが、様子見感もあり110.25円まで下押し。NY時間、米中通商協議延長がポジティブにとらえられ買いが先行。2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が、予想7.0に対し8.8となると、110.64円まで上昇。1月米鉱工業生産指数が予想0.1%に対し0.6%と下振れすると下押しとなったが、2月ミシガン大米消費者態度指数が予想93.0に対し95.5と上振れ相殺。その後、トランプ米大統領がメキシコ国境の壁を建設すると「非常事態宣言」となったが、下げは限定的となり110.43円でクローズをむかえた。