タクマ、今期経常を9%上方修正、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2019/02/13 14:00
 タクマ <6013> が2月13日後場(14:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比19.8%増の79.5億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→120億円(前期は106億円)に9.1%上方修正し、増益率が3.1%増→12.5%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の67.1億円→77.1億円(前年同期は65.7億円)に14.9%増額し、増益率が2.1%増→17.3%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→22円(前期は16円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比44.2%増の36.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.8%→10.4%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1) 連結業績予想 当社グループの業績につきましては、受注済みプラントの建設工事が順調に進捗していることなどから、売上高は前回予想を上回る見通しです。損益面では、売上高の増加に加え、原価低減が進み利益率の改善が見込まれることから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前回予想を上回る見通しです。(2) 個別業績予想 当社の業績につきましては、売上高は前回予想と同額になる見通しでありますが、損益面では原価低減が進み利益率の改善が見込まれることから、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも前回予想を上回る見通しです。

  当社は、激化する市場での競争力を確保するため、企業体質の強化を図りながら、安定した配当を維持することを基本に、業績等を総合的に勘案し、利益還元を行う方針であります。 期末配当予想につきましては、今回の業績予想の修正及び財務状況等を総合的に勘案した結果、前回予想から2円増額し、1株当たり12円といたしました。これにより、当期の年間配当金は1株当たり22円(うち中間配当金10円)となる予定です。 なお、期末配当につきましては、平成31年6月に開催を予定している第115期定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施されることとなります。(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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