株価は再び3000円を超えてくる可能性がある
補聴器のトップメーカー。医療用機器以外にも、騒音・微粒子計測機器を展開している。
2017年3月期には、営業利益が前年の22億68百万円から18億67百万円へ大幅減益となったが、それ以来、業績は回復基調。
2017年3月期の補聴器の不振から、高付加価値商品への展開を行い、技術を生かした環境機器への展開にも注力した。それらの結果、2019年3月期には、27億円(前年比5%増益)の営業利益が見込まれている。
株価は、昨年2月には3000円超の水準まで上昇したものの、12月には一時1539円と、半値にまで下落した。その後、株価は堅調な推移を見せており、先週末は1768円で終わっている。
会社側は、補聴器事業と微粒子計測事業を二つの柱としているが、更なる新規事業を匂わせてもいる。技術力がある企業だけに、今後も様々な展開が考えられるだろうが、今後の中期的な戦略は、明確にする必要がある。今期数値には上方修正の余地は少ないと思われるが、今後、新たな展開が期待できる企業でもあり、補聴器から派生する新たな成長戦略を投資家に訴える時が来れば、株価は再び3000円を超えてくる可能性がある。
2017年3月期には、営業利益が前年の22億68百万円から18億67百万円へ大幅減益となったが、それ以来、業績は回復基調。
2017年3月期の補聴器の不振から、高付加価値商品への展開を行い、技術を生かした環境機器への展開にも注力した。それらの結果、2019年3月期には、27億円(前年比5%増益)の営業利益が見込まれている。
株価は、昨年2月には3000円超の水準まで上昇したものの、12月には一時1539円と、半値にまで下落した。その後、株価は堅調な推移を見せており、先週末は1768円で終わっている。
会社側は、補聴器事業と微粒子計測事業を二つの柱としているが、更なる新規事業を匂わせてもいる。技術力がある企業だけに、今後も様々な展開が考えられるだろうが、今後の中期的な戦略は、明確にする必要がある。今期数値には上方修正の余地は少ないと思われるが、今後、新たな展開が期待できる企業でもあり、補聴器から派生する新たな成長戦略を投資家に訴える時が来れば、株価は再び3000円を超えてくる可能性がある。