ＮＥＣキャピ、今期経常を13％上方修正

　ＮＥＣキャピタルソリューション <8793> が2月8日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.3％減の82.2億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の80億円→90億円(前期は134億円)に12.5％上方修正し、減益率が40.5％減→33.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の38.8億円→48.8億円(前年同期は25.6億円)に25.8％増額し、増益率が51.0％増→90.0％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の41億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.1％→6.6％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　リサ事業およびファイナンス事業の想定を上回る進捗に加え、販売費及び一般管理費の減少などにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益について、通期連結業績予想を修正することといたしました。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績等につきましては今後の様々な要因によって上記業績予想数値と異なる可能性があります。