ビーイング、今期経常を30%上方修正、配当も8円増額

配信元:株探
投稿:2019/02/07 16:00
 ビーイング <4734> [JQ] が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.9倍の4億7600万円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の4億6000万円→6億円(前期は3億2600万円)に30.4%上方修正し、増益率が41.1%増→84.0%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4400万円→1億8400万円(前年同期は2億8200万円)に4.2倍増額し、減益率が84.4%減→34.8%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→23円(前期は10円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の6000万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.5%→4.2%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
   建設関連セグメントにおいては、土木工事積算システムの新版『Gaia(ガイア)10』の販売が、引き続き堅調に推移していることに加えて、生産性向上コンサルティング事業についても、認知度の高まりと共に収益性が高まってまいりました。設備関連セグメントにおいては、販売店とのリレーション強化等の施策が奏功し、設備CADの販売が伸張しております。これら要因によって、売上高及び営業利益は平成30年11月9日の予想を上回る見通しとなりました。  経常利益につきましては、営業利益の修正に加えて、受取保険金などが生じたことから修正いたします。これら修正にともない、当期純利益についても見直しました。(注)業績予想につきましては、現時点で想定できる情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる可能性があります。

   当社は、業績に応じた配当を行う「業績連動」型の配当方針を採用しておりますので、通期連結業績予想の修正を踏まえ、配当予想を修正するものです。
配信元: 株探

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