明日の株式相場見通し=決算発表本格化目前で見送り継続、中小型株に物色の矛先
あす(25日)の東京株式市場は、来週から本格化する10~12月期の決算発表を目前にした週末とあって、主力銘柄物色を見送る姿勢が継続するなか、持ち高調整の売りが想定される。ただし、外国為替市場で円安・ドル高進行が支えとなれば、下値は限定的となりそうだ。
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が主要企業の好決算を受けて反発したものの、世界景気の減速懸念などを背景に日経平均の寄り付きは売り優勢のスタートとなった。ただ、現地23日夕刻に発表された米半導体企業の好決算を好感して、NYダウ平均株価先物が時間外で上昇したことを受け、日経平均が一時プラス圏に転じる場面もあった。きょうも東証1部市場の売買代金は、1兆8897億円と4日連続で2兆円割れと薄商いが続くなか、中小型の好業績銘柄を物色する動きが際立っている」との見方が出ていた。
24日の東京株式市場は、日経平均が小幅安で着地したものの、東証株価指数(TOPIX)はプラスで値上がり銘柄数が全体の3分の2を占めるなど買い意欲の強い展開となった。日経平均株価終値は、前日比19円9銭安の2万574円63銭と小幅ながら3日続落した。
日程面では、気象庁の3カ月予報に注目。海外では、米12月の新築住宅販売件数、米12月の耐久財受注、独1月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が主要企業の好決算を受けて反発したものの、世界景気の減速懸念などを背景に日経平均の寄り付きは売り優勢のスタートとなった。ただ、現地23日夕刻に発表された米半導体企業の好決算を好感して、NYダウ平均株価先物が時間外で上昇したことを受け、日経平均が一時プラス圏に転じる場面もあった。きょうも東証1部市場の売買代金は、1兆8897億円と4日連続で2兆円割れと薄商いが続くなか、中小型の好業績銘柄を物色する動きが際立っている」との見方が出ていた。
24日の東京株式市場は、日経平均が小幅安で着地したものの、東証株価指数(TOPIX)はプラスで値上がり銘柄数が全体の3分の2を占めるなど買い意欲の強い展開となった。日経平均株価終値は、前日比19円9銭安の2万574円63銭と小幅ながら3日続落した。
日程面では、気象庁の3カ月予報に注目。海外では、米12月の新築住宅販売件数、米12月の耐久財受注、独1月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)
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