こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
1/22付の「DailyOutlook」では、外需業種に対する買い戻しについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『いよいよ明日23日の日本電産(6594)を皮切りに3月期決算企業の10-12月期決算発表シーズンが始まる。注目すべきは米中貿易摩擦問題の長期化や中国の景気減速による外需業種の業績動向および今後の見通しだろう。TOPIXの予想EPSが下落に転じ始めたことからも分かるように、今決算では通期計画の下方修正が相次ぐ可能性がある』と伝えています。
続けて、10日の安川電機(6506)の9-11月期決算では下方修正が発表されたものの翌11日の株価は上昇したことを挙げ、『決算に先行して17日に発表された日本電産の19/3期営業利益計画の25%もの下方修正に対しても、翌18日の株価は朝方に8%近く下落して始まったが、その後下げ渋って終値は約1%の下げにとどまり、週明け21日の株価は市場をアウトパフォームして上昇した』と分析しています。
さらに、『主要な外需業種の株価動向をみると、2018年はほぼ年間を通じて主要内需業種をアンダーパフォームした一年であった。トランプ米大統領が打ち出す通商政策に加え、世界経済の減速懸念が徐々に高まる都度、とりわけ外需の業績への影響が意識されたことで、株式市場は外需の利益減速を過分に織り込んできたと言えよう。先に挙げた2銘柄の業績下方修正発表後の株価の反応を踏まえれば、当面は外需業種に対する買い戻しが優勢になる可能性があるだろう』とまとめています。
最後にレポートでは、『業績拡大が見込まれる主な中小型銘柄』を紹介しています。具体的にはアカツキ<3932>や日本ライフL<7575>、東京精<7729>など全14銘柄が挙げられていますので、詳しくは1/22付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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