午後:債券サマリー 先物は小反落、あすの入札控え方向感欠く
17日の債券市場で、先物中心限月3月限は小反落。あす実施される流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)を控え方向感は乏しかった。
16日の米長期債相場が続落したことを受け、債券先物は売り先行でスタートした。その後、反発して始まった日経平均株価が米中貿易摩擦の激化懸念などから下げに転じると、安全資産とされる債券を選好するムードが台頭。また、この日に日銀が実施した国債買いオペで減額が見送られたことや、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が前回の3倍台から2倍台に低下したことも好材料視され、債券先物は一時プラス圏に浮上する場面があった。ただ、一段と買い上がる動きは広がらず、引けにかけては再び上値が重くなった。
この日の先物3月限は152円53銭で始まり、高値は152円62銭、安値は152円52銭、終値は前日比1銭安の152円58銭。出来高は2兆6241億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%低下の0.000%、20年債が同横ばいの0.460%、30年債が同0.005%上昇の0.695%だった。
出所:minkabuPRESS
16日の米長期債相場が続落したことを受け、債券先物は売り先行でスタートした。その後、反発して始まった日経平均株価が米中貿易摩擦の激化懸念などから下げに転じると、安全資産とされる債券を選好するムードが台頭。また、この日に日銀が実施した国債買いオペで減額が見送られたことや、「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が前回の3倍台から2倍台に低下したことも好材料視され、債券先物は一時プラス圏に浮上する場面があった。ただ、一段と買い上がる動きは広がらず、引けにかけては再び上値が重くなった。
この日の先物3月限は152円53銭で始まり、高値は152円62銭、安値は152円52銭、終値は前日比1銭安の152円58銭。出来高は2兆6241億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%低下の0.000%、20年債が同横ばいの0.460%、30年債が同0.005%上昇の0.695%だった。
出所:minkabuPRESS
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