ドル/円、107円台のサポートを確認
昨日のドル/円相場は、108円割れから持ち直す底堅い展開。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、追加利上げには慎重ながらもバランスシートの縮小継続に前向きな姿勢を示した事から、ドルを買い戻す動きが広がった。一時107.70円台に下落していたドル/円は108.50円台まで緩やかに反発した。
改めて107円台後半のサポートを確認した格好で、次は109円のレジスタンスを再び試すターンへと入りそうだ。ただ、米政府機関の一部閉鎖など不透明要因がくすぶる中ではドル買いに弾みは着きにくいと見られ、レジスタンスの突破には一段の買い材料が必要となろう。
注目イベントは、NY市場で発表される米12月消費者物価指数。FRBが「インフレ高進の兆候はない」としているため、予想を大きく外れた結果にならない限りドル/円相場へのインパクトは大きくないと見るが、米中貿易戦争の影響が滲んでもおかしくないところでもあろう。
改めて107円台後半のサポートを確認した格好で、次は109円のレジスタンスを再び試すターンへと入りそうだ。ただ、米政府機関の一部閉鎖など不透明要因がくすぶる中ではドル買いに弾みは着きにくいと見られ、レジスタンスの突破には一段の買い材料が必要となろう。
注目イベントは、NY市場で発表される米12月消費者物価指数。FRBが「インフレ高進の兆候はない」としているため、予想を大きく外れた結果にならない限りドル/円相場へのインパクトは大きくないと見るが、米中貿易戦争の影響が滲んでもおかしくないところでもあろう。