米景気の先行き占う雇用統計に注目
昨日のドル/円は、104円台から108円台を乱高下する波乱の展開となった。早朝の105円割れへの急落については、市場参加者が少ない時間帯を狙った売り仕掛けによって、ロスカットの連鎖反応が起きたものと見られる。その後、急速に切り返してNY市場では108.30円台まで持ち直す場面もあったが、急落前の水準に近づくと戻り売りが出やすかった模様。
本日のドル/円は、米12月雇用統計が発表される事もあって、不安定な値動きが続きそうだ。昨日発表された米12月ISM製造業景況指数は、2年ぶりの低水準を記録。米景気の先行きに対する懸念を助長し、米国株大幅安の一因となった。それだけに、本日の雇用統計が持つ意味は大きいだろう。なお、主な項目の市場予想は、非農業部門雇用者数18.5万人増、失業率3.7%、平均時給前月比+0.3%、平均時給前年比+3.0%などとなっている。
本日のドル/円は、米12月雇用統計が発表される事もあって、不安定な値動きが続きそうだ。昨日発表された米12月ISM製造業景況指数は、2年ぶりの低水準を記録。米景気の先行きに対する懸念を助長し、米国株大幅安の一因となった。それだけに、本日の雇用統計が持つ意味は大きいだろう。なお、主な項目の市場予想は、非農業部門雇用者数18.5万人増、失業率3.7%、平均時給前月比+0.3%、平均時給前年比+3.0%などとなっている。