セイヒョー、今期経常を71%上方修正、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2018/12/25 18:30
 セイヒョー <2872> [東証2] が12月25日大引け後(18:30)に業績・配当修正を発表。19年2月期の経常損益(非連結)を従来予想の3500万円の黒字→6000万円の黒字(前期は4400万円の赤字)に71.4%上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の7100万円の赤字→4600万円の赤字(前年同期は9500万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第3四半期累計期間につきましては、当社の得意とする氷菓製品の販売強化を図り、かつ最需要期である夏季期間においては連日の猛暑となったことなどにより、主力のアイスクリーム販売及びOEM製品(相手先ブランド名製造)の受注が堅調に推移いたしました。また、第3四半期会計期間(9~11月)においてもOEM製品の受注は好調を維持し、アイスクリーム製造を行う新潟工場の稼働率が当初の計画を上回る見込みとなりました。損益面については、夏季に向けた増産体制により製品の運搬費及び支払保管料が大幅に増加したものの、新潟工場における製造ラインの機械メンテナンスの強化により、ライン停止によるロスの発生等が減少した結果、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに当初予想を上回る結果となりました。

 当社は、将来の事業拡大と企業体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施し、内部留保資金につきましては、設備投資及び情報化投資等に有効活用していくことを基本方針としております。2019年2月期の期末配当予想につきましては、上記方針及び業績予想の修正を勘案した結果、1株当たり40円に修正することといたしました。※上記の業績予想等に関する記述につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成されており、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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