■株主還元策
ディア・ライフ<3245>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、財務体質強化と内部留保の確保を図る一方、株主への利益還元を重要な経営課題としており、配当性向40%を目指して配当を実施する。また、自社株式の取得に関しても、株価の推移や財務状況等を勘案し、機動的に行う方針である。
2018年9月期は、期初予想は1株当たり配当金19円だったが、パルマの株式譲渡益及びリアルエステート事業を中心に業績が好調に推移したことによる増益により、配当金28円と大幅増配で着地した。配当性向は39.8%だった。2019年9月期の配当金は20円、配当性向は40%を予想する。2018年9月期はパルマ株式譲渡益という特殊要因があったが中長期的な増配基調に変化はない。
以前から実施していた株主優待制度は2019年9月期から「ディア・ライフ プレミアム優待倶楽部」としてリニューアルされる。リニューアルの狙いは、長期でかつより多くの株式を所有してもらうこと。これまでの優待対象が100株以上の株主だったのを500株以上に引き上げるとともに、還元率を大幅に引き上げた。仮に1,000株の所有者で言えば、旧制度で3,000円のQUOカードだったが、新制度では8,000ポイント(8,000円分、半年以上保有)、8,800ポイント(8,800円分、1年以上保有)と3倍近くとなった。ポイントは、特設インターネット・サイトにおいて、食品、電化製品、ギフト、旅行・体験、に交換できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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ディア・ライフ<3245>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、財務体質強化と内部留保の確保を図る一方、株主への利益還元を重要な経営課題としており、配当性向40%を目指して配当を実施する。また、自社株式の取得に関しても、株価の推移や財務状況等を勘案し、機動的に行う方針である。
2018年9月期は、期初予想は1株当たり配当金19円だったが、パルマの株式譲渡益及びリアルエステート事業を中心に業績が好調に推移したことによる増益により、配当金28円と大幅増配で着地した。配当性向は39.8%だった。2019年9月期の配当金は20円、配当性向は40%を予想する。2018年9月期はパルマ株式譲渡益という特殊要因があったが中長期的な増配基調に変化はない。
以前から実施していた株主優待制度は2019年9月期から「ディア・ライフ プレミアム優待倶楽部」としてリニューアルされる。リニューアルの狙いは、長期でかつより多くの株式を所有してもらうこと。これまでの優待対象が100株以上の株主だったのを500株以上に引き上げるとともに、還元率を大幅に引き上げた。仮に1,000株の所有者で言えば、旧制度で3,000円のQUOカードだったが、新制度では8,000ポイント(8,000円分、半年以上保有)、8,800ポイント(8,800円分、1年以上保有)と3倍近くとなった。ポイントは、特設インターネット・サイトにおいて、食品、電化製品、ギフト、旅行・体験、に交換できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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