ロイヤルホ、今期最終を一転32％増益に上方修正

　ロイヤルホテル <9713> [東証２] が12月14日大引け後(16:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結最終利益を従来予想の13億円→27.5億円(前期は20.7億円)に2.1倍上方修正し、一転して32.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の8.9億円→23.4億円(前年同期は19.6億円)に2.6倍増額し、一転して19.3％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．特別利益の計上について　平成27年11月13日に公表いたしました「資本業務提携の変更ならびに固定資産（信託受益権）の取得に関するお知らせ」の「2.資本業務提携の変更等の内容（3）事業用定期借地権設定契約変更契約の締結」に記載の事業用定期借地権設定契約変更契約に関し覚書を締結し一部事項の明確化を図ることに伴い、資産除去債務に関する見積りを見直した結果、平成30年12月期決算において資産除去債務及び関連する有形固定資産の帳簿価額を取り崩すことにより生じる特別利益約1,200百万円を計上いたします。２．修正の理由　上記「１．特別利益の計上について」に記載の通り特別利益を計上すること、また、資産除去債務に係る繰延税金負債を減額することに伴う法人税等調整額（益）約250百万円を計上することから親会社株主に帰属する当期純利益の通期業績予想値を修正いたします。※上記の業績予想については、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。