買い先行の後はもみ合い 21500-21900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

買い先行の後はもみ合い

●12日のNY株式市場は米中協議に対する警戒感が後退し、買いが先行ダウは反発、ナスダック指数は3日続伸で取引を終了。カナダで逮捕された中国のファーウェイ幹部の保釈、中国が米国車に対する輸入関税の引き下げ、中国が国家戦略として進める「製造2025」推進の抑制などから貿易摩擦を巡る米中協議の進展を好感し、ダウは一時458ドル高まで上昇するも、上げ幅を縮小し引ける。

ダウ工業株　　　　２４５２７.２７（＋１５７.０３）△０.６４％
ナスダック　　　　　７０９８.３１（＋　６６.４８）△０.９５％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２６５１.０７（＋　１４.２９）△０.５４％

●本日の日経平均は買い先行の後はもみ合いと読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万１６４５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万１６０２円と比べ４０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万１６９０円。

●日経平均株価と上下の節目
　２万１８８１円　２５日線
　２万１８８０円　一目基準線・転換線
　２万１６４５円　ＣＭＥ日経平均先物
●２万１６０２円　昨日終値
　２万１４３０円　５日線

●新規上場
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ＦＵＪＩジャパン　公開価格７４０円
オーウエル　　　　　　〃　７５０円

●今週の主な予定　

13日（木）
ECB政策金利、ドラギECB総裁記者会見
トルコ中銀政策金利
米輸入物価指数（11月）
EU首脳会議

14日（金）
日銀短観（第4四半期）
中国小売売上高（11月）
中国鉱工業生産（11月）
米小売売上高（11月）
米鉱工業生産（11月）

※予定は変更することがあります。