今週の日経225相場予想 3連休を控えたポジション調整(11/19週)
先週の日経225の動向と今週の主要イベント
先週の日経225(TFX)は反落。22,366円で寄り付いた日経225(TFX)は、アップル株や原油価格の下落などを受けて上値の重い展開になりました。終値は21,964円。
今週の主な経済指標は図のとおりです。今週末はブラックフライデー、週明けはサイバーマンデーで、来週の方が注目される主要イベントが多いのですが、日本においては週末の3連休を控えてポジション調整の動きも見られそうです。
日経225(TFX) 週足 チャート
日経225(TFX)の週足チャートです。
先週の日経225(TFX)は先週お伝えのとおり終値ベースで各移動平均線を上回ることができませんでした。
移動平均線の順序は上から短期(22,769円)、中期(22,665円)、長期(22,578円)という順序になっており、ストキャスティクスも上向きとなっていることから、底堅いイメージもありますが、引き続きそれぞれの移動平均線がレジスタンスとして意識され、上値は限られそうです。
週末に3連休を控えていることもあり中期的には売り、1日から2日程度の短期的な売買戦略としては、細かい値幅での戻り売りを考えたいところです。
日経225(TFX) 日足 チャート
日経225(TFX)の日足チャートです。
日足チャートは、価格が200日移動平均線、転換線を下回って推移しています。ストキャスティクスが高い水準から下降基調で推移していることから、買いは様子見で、転換線をバックに戻り売りを考えたいところです。
レジスタンスは転換線の位置する22,228円で、その上は200日移動平均線が位置する22,248円。目先のサポートは先週の安値21,676円で、これを下回る場合は、21,000円前後までの下げは意識しておくべきではないでしょうか。
このコメントは弊社テクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
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