新興市場銘柄ダイジェスト:ジオマテックやアテクトが急伸

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/08 16:24
<6907> ジオマテック 859 +32
急伸。マツダ<7261>と共同で新規流量センサーを開発したと発表している。樹脂フィルム上に直接センサーを形成し、流量を妨げることのない薄さと流路の形状を問わない柔軟性を持ち合わせる。金属ブロックの内部に流路が複雑に形成されている場合、内部の複雑な流路の流量測定を行う事はこれまで不可能だった。しかし、今回開発した流量センサーを使用すれば、複雑構造の流路でも流量を測定することが可能になったという。



<4241> アテクト 1280 +241
急伸。直動型ベアリングメーカーのTHK<6481>のLM(リニア・モーション)ガイドのMIM(メタル・インジェクション・モールディング)部品の供給を開始したと発表している。PIM(パウダー・インジェクション・モールディング)技術で安価・高品質な部品の量産技術を確立し、同部品の5品番の受注を獲得した。今期のPIM事業は過去最高の売上高、営業利益を見込んでいるという。



<3359> タイセイ 540 +51
急伸。18年9月期の営業利益を従来予想の3.07億円から3.40億円(前期実績2.91億円)に上方修正している。インターネット通販サイト「cotta」のお菓子・パンづくりの動画配信及びライブ配信などが好評で、マスメディアへの露出が増え、同サイトの認知度が高まった。また、バレンタイン特集ページが大手検索サイトなどで評価されたことも利益拡大を後押しした。



<6164> 太陽工機 3800 +100
大幅に続伸。12月31日の株主を対象に1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図ることが目的。18年12月期第3四半期累計(18年1-9月)の営業利益は前年同期比79.0%増の11.92億円で着地した。通期予想は前期比55.2%増の15.00億円で据え置いた。進捗率は79.5%。



<6626> SEMITEC 5870 -240
買い先行も売りに押される。19年3月期第2四半期累計の営業利益を従来予想4.97億円から7.00億円(前期実績5.60億円)に上方修正。猛暑によるエアコン向けセンサーの需要増や下半期からの一部前倒しで家電関連及び自動車・産業機器関連が増加した。また、血糖値測定器向けセンサーの販売・生産が順調だったことなども利益拡大に寄与。通期予想(前期比13.2%増の11.00億円)は据え置いた。進捗率は63.6%。



<3237> イントランス 179 +10
大幅に5日続伸。19年3月期第2四半期累計(18年4-9月)の営業利益を前年同期比293.3%増の5.22億円と発表している。プリンシパルインベストメント事業で埼玉県蓮田市の販売用不動産を売却した結果、全体の利益を押し上げた。通期予想は3.90億円(前期実績0.07億円)で据え置いたが、第2四半期時点で既に上回っていることから上方修正への期待が広がった。


<DM>
配信元: フィスコ

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