ドル円の上昇は本物か?
昨夜は月末リバランスによるドル買いや、NYダウの大幅反発を受けてドル円は113円台を回復しました。東京時間も月末最終日ということでドル不足から仲値にかけて113.32円まで上値を拡大しています。今夜25:00のロンドンフィックスまではこのような月末のフローが散見する展開になりそうです。
また、ドル円はチャートを見ても先週から上値を抑えつけていた21日移動平均線を明確に上抜け、一目均衡表の雲上限を沿うように上昇しており、テクニカル的な立ち位置は改善しています。今後の予定に目を向けると本日が日銀金融政策決定会合、11/2が米雇用統計、11/6が米議会中間選挙とビックイベントが続きますのでしっかりと準備をしておきたいところです。
本日の日銀金融政策決定会合ですが、複数の日本銀行当局者から10年債利回りの許容変動幅拡大の意見が出ています。可能性は低そうですが、仮に10年物国債利回りの上下0.2%の変動幅が、上下0.25%程度まで拡大されるのであれば円高要因となるので一応警戒をしておきます。
また、週末の米雇用統計や、来週の米議会中間選挙と不透明なビックイベントを控えており、ポジションを傾けづらい状況です。特に米議会中間選挙は下院を民主党が過半数をとる可能性があり、選挙に向けてトランプ大統領が保護主義的な発言を強めてくる可能性もあります。ドル円は113円を上抜けてトレンドに乗っていきたいところではありますが、やはりここからのロング攻めはどうしても躊躇してしまいます。短期的な上値目途として10/4高値114.54円と10/26安値111.37円の61.8%戻しである113.33円付近をターゲットしておきます。
また、ドル円はチャートを見ても先週から上値を抑えつけていた21日移動平均線を明確に上抜け、一目均衡表の雲上限を沿うように上昇しており、テクニカル的な立ち位置は改善しています。今後の予定に目を向けると本日が日銀金融政策決定会合、11/2が米雇用統計、11/6が米議会中間選挙とビックイベントが続きますのでしっかりと準備をしておきたいところです。
本日の日銀金融政策決定会合ですが、複数の日本銀行当局者から10年債利回りの許容変動幅拡大の意見が出ています。可能性は低そうですが、仮に10年物国債利回りの上下0.2%の変動幅が、上下0.25%程度まで拡大されるのであれば円高要因となるので一応警戒をしておきます。
また、週末の米雇用統計や、来週の米議会中間選挙と不透明なビックイベントを控えており、ポジションを傾けづらい状況です。特に米議会中間選挙は下院を民主党が過半数をとる可能性があり、選挙に向けてトランプ大統領が保護主義的な発言を強めてくる可能性もあります。ドル円は113円を上抜けてトレンドに乗っていきたいところではありますが、やはりここからのロング攻めはどうしても躊躇してしまいます。短期的な上値目途として10/4高値114.54円と10/26安値111.37円の61.8%戻しである113.33円付近をターゲットしておきます。