午前:債券サマリー 先物は小反発、日銀懇談会を前に模様眺め

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/10/23 11:38
 23日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発。全般的に模様眺めムードが強く、上下の値幅はわずか4銭にとどまった。

 22日の米長期債相場は概ね横ばいで、これを受けた東京市場は手掛かり材料難といった様相。この日の夕方に日銀が開催する「市場調節に関する懇談会」を前に、国債買いオペの見直し観測がくすぶっていることも投資家の動きの鈍さにつながった。日経平均株価の大幅安が債券の下支えとなったが、この日は流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施されることもあり上値は重かった。

 午前11時の先物12月限の終値は前日比1銭高の150円20銭。出来高は5570億円だった。現物債の利回りは、10年債が前日に比べ横ばいの0.150%、20年債が同横ばいの0.690%だった。


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