<動意株・23日>(前引け)=LIFULL、アクサスHD、アスカネット

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/10/23 11:37
<動意株・23日>(前引け)=LIFULL、アクサスHD、アスカネット  LIFULL<2120.T>=一時ストップ高。同社が22日の取引終了後に発表した19年9月期連結業績予想で、売上高390億2200万円(前期比12.9%増)、営業利益47億5100万円(同10.1%増)、純利益31億3200万円(同9.5%増)と2ケタ営業増益を見込んでいることが好感されている。同社では今期を中期経営計画の達成に向けた投資期と位置付けているものの、メディアとその他サービスの総合提案などARPA(1顧客当たり売り上げ)向上施策の実施でHOME'S関連事業の成長継続を見込むほか、トロビット社の成長加速による海外事業の伸長を見込む。なお、スペインのミチュラ・グループ子会社による影響は織り込んでいないとしている。

 アクサスホールディングス<3536.T>=ストップ高。東京証券取引所が22日の取引終了後、アクサスHD株について同日付で合併等による実質的存続性の喪失にかかる猶予期間入り銘柄から解除すると発表したことが好感されている。同社は、16年3月にアクサスと雑貨屋ブルドッグ(現ACリアルエステイト)が、共同株式移転の方法により両社を完全子会社とする株式移転完全親会社として設立。ジャスダック市場へテクニカル上場したが、「上場会社が実質的な存続会社でないと取引所が認める場合」に該当したとして「合併等による実質的存続性の喪失」にかかる猶予期間に入っていた。その後、東証が定める基準に適合するとの認定を受けたことで、同日付での猶予期間からの解除となった。

 アスカネット<2438.T>=急伸。同社は22日の取引終了後、注力中の空中結像を可能にするプレート(ASKA3Dプレート)の開発で、高品質かつ高輝度の空中結像を可能にする樹脂製ASKA3Dプレートの開発に成功したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社では今年に入り、量産化に対応した樹脂製のASKA3Dプレートの開発に成功し、6月からサンプル品の供給を行っていたが、ガラス製と比較したうえで輝度や結像品質を向上してほしいという要望が多く寄せられたことから今回のバージョンアップを図ったもの。同社によると、従来のバージョンに比べて、輝度や結像の鮮やかさ、飛距離、歪みなどの大幅な向上に成功しており、11月から新バージョンとしてサンプル供給を開始。同時に量産試行段階へ進むとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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