フシ目の23000円から遠のいてしまいました
日経平均は-182円安の22658円と3日ぶりに反落しました。
朝方は、きのうまでの堅調な地合いや、財務省が取引開始前に発表した9月貿易統計(速報)が1396億円の黒字と市場予想平均の451億円の赤字を上回ったことから高く始まりましたが、その後は輸出額が前年同月比で22ヶ月ぶりに減少したことや日銀が発表した10月の地域経済報告(さくらリポート)で、全9地域のうち北海道と中国の2地域の景気判断を引き下げたことから、国内経済の先行きに対する不安感で売られました。
上海株が午後に下げ幅を広げたことや、ドル円がやや円高に進んだことも重しとなり、大引けにかけて軟調な展開になると安値では-203円安の22637円まで売られました。
中国の李克強首相が景気の下押し圧力の強まりを認めたと伝わったことから、上海株は取引時間中としては約3年11ヶ月ぶりの安値圏に下落し、つれて他のアジア株も総じて下げました。
東証1部の売買代金は2兆2700億円と9月11日以来およそ1ヶ月ぶりの低水準でした。
騰落銘柄数は値上がりが709銘柄、値下がりが1313銘柄、日経225採用銘柄では値上がり77銘柄、値下がり141銘柄でした。
ファナックが約30円、ファーストリテが約30円など、日経平均を押し下げています。
日経ジャスダック平均は小幅に3日続伸、東証マザーズ指数は3日ぶりに反落しました。
日経平均のテクニカル指標は中立圏に回復するものが増えてきました。
日経平均は高く始まったものの75日線(今日現在:22742円)に跳ね返される格好となり、これを下回って終わりました。
まだ急落後の戻りに市場は疑心暗鬼になっている部分があり、腰の入った買い方は不在です。
心理的なフシ目の23000円を前に戻り売り圧力も強く、好材料の後押しが欲しいところです。
やはり無難に行くのであれば下で買えたものは段階的に利益確定売りを進めておいて、次の押し目に備える方がいいのかもしれません。
2日から15日までの下落の3分の1戻しもほぼ23000円水準となりますので、新たな後押しがないとまだ大きくは上に抜けきれないと思います。
朝方は、きのうまでの堅調な地合いや、財務省が取引開始前に発表した9月貿易統計(速報)が1396億円の黒字と市場予想平均の451億円の赤字を上回ったことから高く始まりましたが、その後は輸出額が前年同月比で22ヶ月ぶりに減少したことや日銀が発表した10月の地域経済報告(さくらリポート)で、全9地域のうち北海道と中国の2地域の景気判断を引き下げたことから、国内経済の先行きに対する不安感で売られました。
上海株が午後に下げ幅を広げたことや、ドル円がやや円高に進んだことも重しとなり、大引けにかけて軟調な展開になると安値では-203円安の22637円まで売られました。
中国の李克強首相が景気の下押し圧力の強まりを認めたと伝わったことから、上海株は取引時間中としては約3年11ヶ月ぶりの安値圏に下落し、つれて他のアジア株も総じて下げました。
東証1部の売買代金は2兆2700億円と9月11日以来およそ1ヶ月ぶりの低水準でした。
騰落銘柄数は値上がりが709銘柄、値下がりが1313銘柄、日経225採用銘柄では値上がり77銘柄、値下がり141銘柄でした。
ファナックが約30円、ファーストリテが約30円など、日経平均を押し下げています。
日経ジャスダック平均は小幅に3日続伸、東証マザーズ指数は3日ぶりに反落しました。
日経平均のテクニカル指標は中立圏に回復するものが増えてきました。
日経平均は高く始まったものの75日線(今日現在:22742円)に跳ね返される格好となり、これを下回って終わりました。
まだ急落後の戻りに市場は疑心暗鬼になっている部分があり、腰の入った買い方は不在です。
心理的なフシ目の23000円を前に戻り売り圧力も強く、好材料の後押しが欲しいところです。
やはり無難に行くのであれば下で買えたものは段階的に利益確定売りを進めておいて、次の押し目に備える方がいいのかもしれません。
2日から15日までの下落の3分の1戻しもほぼ23000円水準となりますので、新たな後押しがないとまだ大きくは上に抜けきれないと思います。