資生堂、ファンケルなど上昇、訪日客数発表受け買い戻し優勢に◇
資生堂<4911.T>、ファンケル<4921.T>など化粧品関連株が切り返しに転じている。前日、日本政府観光局が発表した9月の訪日外客数は前年同月比5.3%減の215万9600人と2013年1月以来、5年8カ月ぶりの減少となった。台風21号や北海道胆振東部地震など自然災害による影響が反映された。化粧品業界は中国人を中心とするインバウンド需要の恩恵を受けてきた経緯があり、資生堂をはじめ関連株は訪日客数発表前から見切り売りがかさみ水準を切り下げていた。国別には中国が3.8%減となったほか、韓国が13.9%減、香港が23.8%減と大きく訪日客数を減らしたが、サプライズはなく足もとは悪材料出尽くし感から買い戻しが優勢となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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