決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … キユーピー、アダストリア、ＤＣＭ (9月28日～10月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　佐鳥電機 <7420>
　19年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の3億円に急拡大し、6-11月期(上期)計画の3.8億円に対する進捗率は79.5％に達し、5年平均の33.8％も上回った。

★No.3　東京個別 <4745>
　19年2月期の連結経常利益を従来予想の27億円→27.3億円(前期は26.3億円)に1.1％上方修正し、増益率が2.5％増→3.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.5　マルカキカイ <7594>
　18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結経常利益は前年同期比34.4％増の19億円に拡大し、通期計画の24億円に対する進捗率は79.3％に達し、5年平均の68.7％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2685> アダストリア 　東１ 　 +12.80 　　9/28　　上期　　　-84.62
<7420> 佐鳥電機 　　　東１ 　 +11.90 　 10/ 4　　　1Q　　　395.08
<4745> 東京個別 　　　東１　　 +4.88 　 10/ 3　　上期　　　 25.54
<3919> パイプドＨＤ 　東１　　 +4.44 　　9/28　　上期　　　-59.86
<7594> マルカキカイ 　東１　　 +3.95 　 10/ 3　　　3Q　　　 34.37

<3050> ＤＣＭ 　　　　東１　　 +3.70 　　9/28　　上期　　　 -6.22
<1712> ダイセキＳ 　　東１　　 +2.49 　 10/ 1　　上期　　　　2.08
<8217> オークワ 　　　東１　　 +2.07 　 10/ 1　　上期　　　120.04
<1376> カネコ種 　　　東１　　 +1.45 　 10/ 2　　　1Q　　　 -4.85
<2809> キユーピー 　　東１　　 +1.28 　 10/ 2　　　3Q　　　　8.31

<5932> 三協立山 　　　東１　　 +1.20 　 10/ 4　　　1Q　　　　赤転
<8276> 平和堂 　　　　東１　　 +0.98 　 10/ 2　　上期　　　 14.62
<3148> クリエイトＳ 　東１　　 +0.91 　 10/ 1　　　1Q　　　　3.53
<8168> ケーヨー 　　　東１　　 +0.91 　　9/28　　上期　　　-79.37
<5942> フイルコン 　　東１　　 +0.49 　 10/ 1　　　3Q　　　-23.14

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース