昴、上期経常を一転29％増益に上方修正、通期も増額

　昴 <9778> [ＪＱ] が10月5日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)を従来予想の6600万円→8800万円(前年同期は6800万円)に33.3％上方修正し、一転して29.4％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の経常利益も従来予想の3億3000万円→3億3600万円(前期は2億9500万円)に1.8％上方修正し、増益率が11.9％増→13.9％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の2億1400万円→2億1200万円(前期は1億6700万円)に0.9％下方修正し、増益率が28.1％増→26.9％増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．第２四半期（累計）個別業績予想の修正理由　売上高につきましては、統廃合の影響もあり新規入学者が予想数値に未達となったことと、高等部において生徒１人当たり単価が下落したことにより、前回予想より40百万円下回る見込みであります。　利益面につきましては、統廃合による経費削減並びに広告宣伝費の見直しを推し進めた結果、営業利益及び経常利益、四半期純利益とも前回予想を上回る見込みであります。２．通期個別業績予想の修正理由　　売上高につきましては、上記、第２四半期（累計）個別業績予想の修正と同様の理由により、前回予想より89百万円下回る見込みであります。　利益面につきましては、売上高の減少を売上原価並びに販売費及び一般管理費の削減で補いきれず、前回予想とほぼ変わらない見込みであります。　なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の変更はありません。（注）上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により業績予想数値とは異なる結果となる可能性があります。