どうなる日米通商交渉

投稿:2018/09/20 17:36

どうなる日米通商交渉

ドル円は約2か月近く続いた110円~112円のレンジを上方にブレイクしたことで、上昇トレンドへの期待もありましたが、上値が重い状態が続いています。日米通商交渉やFOMCなどイベントを控えてポジションを取りにくい状況なのかもしれません。

トランプ政権は11月にアメリカの中間選挙を控えておりますが、ここにきてトランプ大統領の暴露本が次々出版され、支持率も低下するなど逆風が吹いています。となると、中間選挙に向けたアピールとしては今回の日米貿易交渉での成果を強調したいはずです。トランプ大統領はすでに日米通商問題について「合意ができなければ大変な問題になることを日本も認識している」と述べるなど市場開放を求める姿勢を強めており、今回はかなりのプレッシャーをかけられる可能性があります。

ただ、あしもとのモメンタムをみるとマーケットは政治主導から金利主導に変化しているようにも見えるため、日米通商交渉で仮にドル円が下押しするような局面があれば押し目買いを検討してみたいところです。
井口喜雄
トレイダーズ証券 為替ディーラー
配信元: 達人の予想