三栄建築、前期経常を一転18%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/09/03 15:30
 三栄建築設計 <3228> が9月3日大引け後(15:30)に業績修正を発表。18年8月期の連結経常利益を従来予想の100億円→74.5億円(前の期は91.2億円)に25.6%下方修正し、一転して18.3%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の77.6億円→51.9億円(前年同期は63.9億円)に33.1%減額し、一転して18.8%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  平成30年8月期第4四半期累計期間の連結業績の修正理由は以下のとおりとなります。 不動産販売事業における販売を予定していた東京都中央区銀座中央通沿いの物件を含む一部大型不動産に関しまして、販売が計画通りにいかず翌期へと期ずれが発生いたしました。また、販売した一部投資用不動産の大幅値引き及びマンション分譲において、エンド顧客ではなく業者へ一括販売したことなどの理由により売上総利益率が減少致しました。 その結果、平成29年10月13日に公表いたしました平成30年8月期通期連結業績予想に関しまして、売上高100,650百万円、営業利益7,950百万円、経常利益7,450百万円、当期純利益4,750百万円へと下方修正いたします。■平成31年8月期の見通しについて 平成31年8月期の業績見通しは、現在集計中ではありますが、主力事業である戸建分譲事業におきまして、棚卸在庫を確保しており「業績の四半期ベースの平準化」を改善し、売上の増加を図る考えであります。 今後は、平成30年8月30日に公表しましたとおり、戸建販売仲介会社である株式会社三栄リビングパートナーの商号を株式会社MELDIA Realtyへと変更し、自社ブランド「MELDIA」のさらなる浸透と販売強化に努めるとともに、投資事業を行う株式会社MAI(Meldia Aseet Investment Co.,Ltd.)の設立(旧株式会社三建アーキテクトから商号、事業内容及び役員の変更)など、グループとして経営の効率化を図ることでさらなる成長・拡大に努めてまいります。〈業績予想に関する注記事項〉 本資料に記載しております予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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