イードが４日ぶり反発、ジゴワッツとカーシェア向け「バーチャルキー」開発で提携

　イード<6038.T>が４日ぶりに反発している。２２日の取引終了後、デバイス開発と認証技術に強みを持つジゴワッツ（神奈川県藤沢市）と、カーシェア向け後付型オンラインキーシェアリングシステム（以下バーチャルキー）の商品化開発と独占的な販売で提携すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

　今回開発するバーチャルキーは、管理者や所有者の元にマスターキーを置きながら、カーシェア利用者はスマートフォンで受信したバーチャルキーでドアロックの解除からエンジン始動までを可能にするシステム。鍵のロック／アンロックの時間や位置情報のログ管理が可能となるほか、オンライン経由でエンジンの始動を制限することも可能な点が特徴。また、企業が管理する営業車など社用車の鍵の管理やドライバーの労務管理、さらに自動車ローンやリースとの連携商材にもバーチャルキーは活用できるとしている。

出所：minkabuPRESS