ウォルマートが大幅高 米既存店売上高は10年超ぶりの高水準=ダウ採用銘柄

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/08/17 00:06
 ウォルマートが大幅高となっておりダウ平均をサポートしている。株価は一時11%上昇し100ドル台に上昇。10年ぶりの上昇率を記録している。5-7月期決算を発表しており、1株利益、既存店売上高とも予想を上回った。米国の既存店売上高は食品やアパレルが好調で、10年超ぶりの高水準となった。eコマースの伸びも40%増まで拡大している。ただ、コスト上昇で営業利益は減少。また、通期見通しに関しても上方修正した。

(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:4.5%増(予想:2.2%増)
  米国が10年超ぶりの伸びを記録
  サムズクラブ:5.0%(予想:2.2%)
・1株利益(調整後):1.29ドル(予想:1.22ドル)
・売上高:1280億ドル(予想:1260億ドル)
  eコマース:40%増
・来客数:2.2%増
  サムズクラブ:6.7%増
・平均客単価:2.3%増
  サムズクラブ:1.7%減
・営業利益:3.7%減
・営業キャッシュフロー:111億ドル増
・フリーキャッシュフロー:68億ドル増

(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(予想:0.91ドル)
・売上高:約2%増(従来:1.5~2%増)
  米国:3%前後増(従来:少なくとも2%)
  サムズクラブ:3%前後増(従来:1%減~横ばい)
  eコマース:約40%増を据え置き

(NY時間10:55)
ウォルマート 99.27(+9.05 +10.03%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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