小森は続落、海外向け証券印刷機の入札先送りなど響き上期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/08/03 12:35
 小森コーポレーション<6349.T>が続落している。2日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高を490億円から435億円(前年同期比1.7%増)へ、営業利益を3億円から1億円(同77.1%減)へ、最終利益を2億円から1億円(同90.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 海外向け証券印刷機の入札案件が下期以降に先送りになったことに加えて、7月に東京ビッグサイトで開催された印刷機材の国際展示会「IGAS2018」開催前に買い控えが発生し受注と売上高の一部が下期にずれ込むことなどが要因。また、需要が堅調に推移する中国向けの増産対応が遅れたことも響くとみている。

 なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高159億6900万円(前年同期比0.9%減)、営業損益13億4900万円の赤字(前年同期8億9400万円の赤字)、最終損益11億9200万円の赤字(同4億9700万円の赤字)だった。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,184.0
(12/20)
-12.0
(-1.00%)