共英製鋼、上期経常を75％上方修正

　共英製鋼 <5440> が7月31日後場(13:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比28.5％増の21.3億円に伸びた。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の20億円→35億円(前年同期は14.1億円)に75.0％上方修正し、増益率が41.7％増→2.5倍に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の60億円(前期は40.8億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.0％→4.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結会計期間につきましては、国内鉄鋼事業においては引き続き製品価格の引上げを図るとともに、エネルギー費や副資材等の価格上昇に対し製造コスト削減努力を進めます。一方、鉄スクラップ価格は当初計画を下回る水準で推移すると見込まれることから、利益面において当初計画を上回る見通しです。海外鉄鋼事業については、ベトナムにおいては当初計画を下回る見込みですが、米国においては好調な鉄鋼需要動向を背景に当初計画を上回る見込みです。　このような情勢を踏まえ、平成30年４月27日の「平成30年３月期 決算短信」で公表しました第２四半期連結累計期間の業績予想を変更いたします。　なお、通期業績予想につきましては、現時点で事業環境を見通すことが困難であるため、据え置きといたします。（注）　上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。