■株主還元
グローブライド<7990>の2018年3月期の年間配当金は、1株当たり55円。2019年3月期は60円を見込んでいる。配当性向は、2017年3月期が26.3%、前期が25.3%、今期想定が26.5%と安定的に実施している。
革新的な製品を生み出すための開発研究や設備投資に意欲的で、内部留保とのバランスを取りながら株主還元を行っている。しかし、設備投資を積極化させた近年も株主還元は前向きだった経緯からすると、今後も積極的な還元が期待でき、中期経営計画の最終年度である2021年3月期の目標が70円であることを踏まえると、当面は5円増配が続く見通しだ。
■情報セキュリティへの対策について
ランサムウェアを含むコンピューターウィルスが益々、悪質かつ巧妙化している環境を考慮し、ネットワーク、サーバー、パソコンの各所に常に最新のウィルスチェックソフトを配備、それ以外にも未知の脅威を事前にキャッチするツールなど、多層防御体制を敷いている。加えて、外部専門機関による24時間監視体制で異常を検知・防御できる体制をとっている。また同社は、顧客向けのプロモーションを積極的に行なっており、個人情報も取り扱っている。そのため、情報管理について社員教育を徹底する一方、社内では、リスク管理委員会を立ち上げ、情報漏えいの防止にも努めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
<NB>
グローブライド<7990>の2018年3月期の年間配当金は、1株当たり55円。2019年3月期は60円を見込んでいる。配当性向は、2017年3月期が26.3%、前期が25.3%、今期想定が26.5%と安定的に実施している。
革新的な製品を生み出すための開発研究や設備投資に意欲的で、内部留保とのバランスを取りながら株主還元を行っている。しかし、設備投資を積極化させた近年も株主還元は前向きだった経緯からすると、今後も積極的な還元が期待でき、中期経営計画の最終年度である2021年3月期の目標が70円であることを踏まえると、当面は5円増配が続く見通しだ。
■情報セキュリティへの対策について
ランサムウェアを含むコンピューターウィルスが益々、悪質かつ巧妙化している環境を考慮し、ネットワーク、サーバー、パソコンの各所に常に最新のウィルスチェックソフトを配備、それ以外にも未知の脅威を事前にキャッチするツールなど、多層防御体制を敷いている。加えて、外部専門機関による24時間監視体制で異常を検知・防御できる体制をとっている。また同社は、顧客向けのプロモーションを積極的に行なっており、個人情報も取り扱っている。そのため、情報管理について社員教育を徹底する一方、社内では、リスク管理委員会を立ち上げ、情報漏えいの防止にも努めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)
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