明日の株式相場見通し=日経平均は一服商状に、短期急上昇の反動で利益確定売り

市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅上昇したのに加え、外国為替市場で一時、1ドル=111円10銭台へと約1カ月半ぶりの水準に円安・ドル高が進行したことが好感され、電機、機械、自動車など輸出関連の銘柄を中心に買いが優勢となった。ただ半面、西日本を中心とした豪雨災害により、道路や鉄道網が寸断されていることによる業績へのダメージが想定される、陸運、倉庫、食品といった業種に安いものが目立った」との見方が出ていた。
10日の東京株式市場は終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は一時2万2300円台まで水準を切り上げる場面があった。ただ、最終盤に大口の売り注文が出て伸び悩んだ。日経平均株価終値は、前日比144円71銭高の2万2196円89銭と3日続伸した。
日程面では、6月の企業物価指数、5月の機械受注、5月の第3次産業活動指数、9日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(12日まで)、米6月の生産者物価指数、石油輸出国機構(OPEC)月報が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
100000018
|
20,900.63
(02/15)
|
-239.07
(-1.13%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
来週の株式相場見通し=米中交渉にらみ2万1000円攻防に、外部要因に過敏に反応 02/15 17:13
-
東京株式(大引け)=239円安、米景気への警戒感と円高受け利益確定売り優勢 02/15 15:51
-
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ幅やや拡大 02/15 12:35
-
東京株式(前引け)=続落、米国消費動向やトランプ米大統領の「非常事態宣言」を警戒 02/15 11:54
-
東京株式(寄り付き)=続落スタート、米国消費に警戒感 02/15 09:07