明日の株式相場見通し=日経平均は一服商状に、短期急上昇の反動で利益確定売り
あす(11日)の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸による短期急上昇の反動が予想されることから、利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は一服商状となりそうだ。
市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅上昇したのに加え、外国為替市場で一時、1ドル=111円10銭台へと約1カ月半ぶりの水準に円安・ドル高が進行したことが好感され、電機、機械、自動車など輸出関連の銘柄を中心に買いが優勢となった。ただ半面、西日本を中心とした豪雨災害により、道路や鉄道網が寸断されていることによる業績へのダメージが想定される、陸運、倉庫、食品といった業種に安いものが目立った」との見方が出ていた。
10日の東京株式市場は終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は一時2万2300円台まで水準を切り上げる場面があった。ただ、最終盤に大口の売り注文が出て伸び悩んだ。日経平均株価終値は、前日比144円71銭高の2万2196円89銭と3日続伸した。
日程面では、6月の企業物価指数、5月の機械受注、5月の第3次産業活動指数、9日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(12日まで)、米6月の生産者物価指数、石油輸出国機構(OPEC)月報が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「きょうは、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅上昇したのに加え、外国為替市場で一時、1ドル=111円10銭台へと約1カ月半ぶりの水準に円安・ドル高が進行したことが好感され、電機、機械、自動車など輸出関連の銘柄を中心に買いが優勢となった。ただ半面、西日本を中心とした豪雨災害により、道路や鉄道網が寸断されていることによる業績へのダメージが想定される、陸運、倉庫、食品といった業種に安いものが目立った」との見方が出ていた。
10日の東京株式市場は終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は一時2万2300円台まで水準を切り上げる場面があった。ただ、最終盤に大口の売り注文が出て伸び悩んだ。日経平均株価終値は、前日比144円71銭高の2万2196円89銭と3日続伸した。
日程面では、6月の企業物価指数、5月の機械受注、5月の第3次産業活動指数、9日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(12日まで)、米6月の生産者物価指数、石油輸出国機構(OPEC)月報が焦点となる。(冨田康夫)
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