シグマ光機は大幅続伸、１９年５月期は２期連続営業最高益更新見通しで６円増配へ

　シグマ光機<7713.T>は大幅続伸。９日の取引終了後に発表した１９年５月期連結業績で、売上高９３億６０００万円（前期比４．５％増）、営業利益１６億２０００万円（同１３．０％増）、純利益１１億５００万円（同９．９％増）と２期連続で営業最高益更新を見込み、年間配当を前期比６円増の４０円としたことが好感されている。

　スマートフォンやＩｏＴ関連向けのフラットパネルディスプレー・半導体・電子部品関連の旺盛な設備投資需要を背景に、光学要素部品や光学モジュール・光学システム製品の需要が堅調に推移する見通し。また、グローバルブランド「ＯｐｔｏＳｉｇｍａ」の認知度向上をウェブサイトや展示会を通じて強力に推進し、国内外の既存市場の掘り起しや新規市場への参入を図るとしている。

　なお、１８年５月期連結決算は、半導体・電子部品業界向けやフラットパネルディスプレー業界向けにレーザー加工機・検査装置への組み込み用の光学基本機器製品や光学素子製品の需要が拡大し、売上高８９億５６００万円（前の期比１４．１％増）、営業利益１４億３３００万円（同５７．０％増）、純利益１０億５００万円（同３４．７％増）だった。

出所：minkabuPRESS