明日の株式相場見通し=メルカリのIPOに強い関心、全体相場は方向感に乏しい推移に
あす(19日)の東京株式は、東証マザーズ市場に新規上場するメルカリ<4385.T>に市場の話題が集中することになりそうだ。抜群の知名度の高さを背景に、国内の個人投資家、機関投資家はもとより、海外投資家からも強い関心を集めている。一方、全体相場は米中貿易摩擦への懸念が継続することが予想されるため、方向感に乏しい推移となりそうだ。
市場関係者からは「あすは、メルカリの初値形成とその後の値動きに市場の関心が集中することになりそうだ。メルカリ以降、6月下旬から7月上旬に掛けて新規上場ラッシュでIPOが相次ぐことから、新興市場を中心とした中小型株活性化への期待感がある。ただ、一方でIPO銘柄への投資に伴い、既存銘柄への換金売りを懸念する向きもある」との見方が出ていた。
18日の東京株式市場は、米中貿易摩擦の問題などを警戒してリスク回避の売りが優勢となった。売買代金は盛り上がらず東証1部の値下がり銘柄数は1500を超えた。日経平均株価終値は、前週末比171円42銭安の2万2680円33銭と反落した。
日程面では、CtoCマーケットプレイス「メルカリ」その他のマーケットプレイス関連事業の開発・運営などを手掛けるメルカリが東証マザーズ市場に新規上場する。
このほかに、6月の月例経済報告、サッカーW杯ロシア大会1次リーグ・日本対コロンビアに注目。米5月の住宅着工・完工件数、ドラギ総裁のECBフォーラムでの講演が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「あすは、メルカリの初値形成とその後の値動きに市場の関心が集中することになりそうだ。メルカリ以降、6月下旬から7月上旬に掛けて新規上場ラッシュでIPOが相次ぐことから、新興市場を中心とした中小型株活性化への期待感がある。ただ、一方でIPO銘柄への投資に伴い、既存銘柄への換金売りを懸念する向きもある」との見方が出ていた。
18日の東京株式市場は、米中貿易摩擦の問題などを警戒してリスク回避の売りが優勢となった。売買代金は盛り上がらず東証1部の値下がり銘柄数は1500を超えた。日経平均株価終値は、前週末比171円42銭安の2万2680円33銭と反落した。
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このほかに、6月の月例経済報告、サッカーW杯ロシア大会1次リーグ・日本対コロンビアに注目。米5月の住宅着工・完工件数、ドラギ総裁のECBフォーラムでの講演が焦点となる。(冨田康夫)
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