新興市場銘柄ダイジェスト:駅探がストップ高、mbsは上場来高値更新

配信元:フィスコ
投稿:2018/06/18 16:15
<3917> アイリッジ 1880 +82
続伸。電子地域通貨事業でDガレージ<4819>などが運営する投資事業有限責任組合と業務・資本提携契約を締結することを決議したと発表している。新たに設立するFintech子会社が電子地域通貨事業を承継し、提携先を引受先として1.3億円の資金調達を行う。また、位置情報を活用した広告配信等を行うクロスロケーションズと業務提携契約を締結するとともに、同社の株式の一部を第三者割当方式で取得する。

<3461> パルマ 6000 +810
一時ストップ高。7月31日を基準日として1株を2株に分割すると発表している。株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、より投資がしやすい環境を整えることにより、流動性の向上及び投資家層と株主数の拡大を図ることが目的。18年9月期の年間配当予想は9.00円(前期は15.00円)に修正しているが、分割に伴うもので従来予想(18.00円)から実質的な変更はない。

<2158> FRONTEO 1142 -95
大幅反落。今月28日に予定していた株主総会を30日に変更すると発表している。また、総会での決算報告を断念し、継続会で改めて決算報告を行う見通し。米国子会社で会計監査の対応に想定以上の時間を要し、会計監査人による監査が未了の状態。このため株主総会の招集通知に添付する事業報告や連結計算書類、連結計算書類に係る会計監査報告などを提供できない状況になっているという。

<3646> 駅探 871 +150
ストップ高。クラウド型旅費交通費精算サービス「駅探BIZ」を開発し、販売を開始することを決議したと発表している。従来の運賃検索機能や定期代及び定期払い戻し代検索機能などに加え、新たにSuicaやPASMO等の交通系ICカードに蓄積された電車、バスの乗車履歴データを独自技術により解析、加工することで交通費精算業務を大幅に効率化できる。

<2160> GNI 503 +2
3日ぶり反発。子会社の北京コンチネント薬業有限公司がアイスーリュイの結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)の一種である強皮症を適応症とした第3相臨床試験で最初の患者が被験者登録されたと発表している。アイスーリュイは特発性肺線維症などを適応症とする治療薬。CTD-ILD治療薬としても承認された場合、中国での市場拡大に寄与すると期待されたようだ。

<6072> 地盤ネットHD 333 +26
急伸。大阪府北部を震源とする震度6弱(マグニチュード6.1)の地震が発生したことを受け、地震対策や地盤調査の必要性が高まるとの思惑から買われた。同社はグループ傘下に住宅地盤補償の「地盤セカンドオピニオン」や地盤に関する一貫サービス「地盤安心住宅システム」などを展開する地盤解析専門企業の地盤ネットのほか、地盤情報のビッグデータを蓄積する地盤ネット総合研究所を抱えている。

<1401> mbs 1550 +243
上場来高値更新(株式分割考慮後)。大阪府北部を震源とする震度6弱の地震発生を受け、復興・復旧需要が高まるとの思惑から買われた。同社は住宅及び諸建造物の外装リフォーム全般を手掛けており、6月1日に大阪支店を大阪府茨木市に移転したばかり。4月10日公表済みの18年5月期第3四半期累計(17年6月-18年2月)営業利益が前年同期比16.2%増の1.98億円と業績が好調なことも買い安心感につながったようだ。



<DM>
配信元: フィスコ

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