■今後の見通し
nmsホールディングス<2162>の2019年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比12.6%増の61,000百万円、営業利益で同0.6%増の1,300百万円、経常利益で同2.9%増の1,550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同7.5%減の1,100百万円を予想している。当年度は、新中期3ヶ年計画の初年度に当たり、成長基盤構築の期間と位置付け戦略投資を積極的に行うことから、増収率に比べ利益の伸びが抑えられることになる。設備投資額は前期の1,168百万円から2,400百万円へ倍増させる。減価償却費は、同716百万円から800百万円へ増加する。EBITDAは、前期比5.5%増の2,100百万円を予想している。
事業別では、国内外ともに需要が堅調なHS事業は前期比26.0%の増収、13.1%の営業増益を見込む。EMS事業は、4.7%の増収を見込むものの、先行投資負担により、営業利益はほぼ横ばいの0.3%増としている。PS事業は端境期を脱し、緩やかな拡大基調に転換するため、10.6%の増収と6.6%の営業増益を予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
<MH>
nmsホールディングス<2162>の2019年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比12.6%増の61,000百万円、営業利益で同0.6%増の1,300百万円、経常利益で同2.9%増の1,550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同7.5%減の1,100百万円を予想している。当年度は、新中期3ヶ年計画の初年度に当たり、成長基盤構築の期間と位置付け戦略投資を積極的に行うことから、増収率に比べ利益の伸びが抑えられることになる。設備投資額は前期の1,168百万円から2,400百万円へ倍増させる。減価償却費は、同716百万円から800百万円へ増加する。EBITDAは、前期比5.5%増の2,100百万円を予想している。
事業別では、国内外ともに需要が堅調なHS事業は前期比26.0%の増収、13.1%の営業増益を見込む。EMS事業は、4.7%の増収を見込むものの、先行投資負担により、営業利益はほぼ横ばいの0.3%増としている。PS事業は端境期を脱し、緩やかな拡大基調に転換するため、10.6%の増収と6.6%の営業増益を予想している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
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