東京株式（寄り付き）＝続伸、米株高でリスクオンの流れ続く

　２２日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比２３円高の２万３０２５円と続伸。

　前日の米国株市場ではＮＹダウが３００ドル近い急上昇となり、足もとリスクオンの流れが強まっている。米中貿易摩擦の問題については、両国お互いが歩み寄る姿勢をみせていることから懸念が和らいでおり、東京市場でも主力株中心に買いが入りやすい環境にある。外国為替市場では１ドル＝１１０円９０銭台の推移と足もとはドル買いの動きに一服感はあるものの、円安水準にあることで企業収益への追い風が意識されている。一方、騰落レシオなどテクニカル指標面では過熱感もあり、利益確定売り圧力も意識され目先上値は重いとの見方も強い。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、１１業種が高く、値上がり上位に石油、機械、電気機器など。値下がりで目立つのは鉱業、保険、その他金融など。

出所：minkabuPRESS