米長期金利上昇一服でドル買いも一服
昨日のドル/円は、米中貿易戦争への懸念が和らぐ中、一時111.40円前後まで上昇して約4カ月ぶりの高値を付けた。ただ、買い一巡後は利益確定売りが優勢となり、NY市場終盤には111円台を割り込む場面もあった。今朝も110.90円台に弱含んでおり、調整が本格化すれば200日移動平均線などのチャートポイントがある110円台前半まで下落する余地が出てきた。
もっとも足元のドル/円は米長期金利次第の面が強い。先週後半に一時3.12%台まで上昇した米10年債利回りが、昨日は3.05%台で引けるなど米長期金利の上昇に一服感が出ており、それとともにドル買いの勢いも鈍っている。本日から明後日にかけて行われる米国債入札や明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けた米債市場の反応が注目される。
もっとも足元のドル/円は米長期金利次第の面が強い。先週後半に一時3.12%台まで上昇した米10年債利回りが、昨日は3.05%台で引けるなど米長期金利の上昇に一服感が出ており、それとともにドル買いの勢いも鈍っている。本日から明後日にかけて行われる米国債入札や明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けた米債市場の反応が注目される。