クワザワがS高、1対2株の株式分割と株主優待制度の実質拡充を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/16 13:28
 クワザワ<8104.SP>がストップ高の1080円まで買われ、上場来高値を更新した。15日取引終了後、6月30日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表。あわせて、毎年3月末株主に一律でクオカード1000円分を贈呈する現行の株主優待制度を継続すると発表しており、これらを好感した買いが入っている。

 同時に発表した19年3月期連結業績予想で、売上高910億円(前期比0.7%増)、営業利益9億7000万円(同7.2%増)、純利益6億6000万円(同11.9%増)と増益を見込んでいることも買い材料視されている。

 建設業界は都市部の再開発が底堅く推移すると見込めるほか、輸出増に伴い製造業の設備投資意欲も高いことから、主力の建設資材事業が堅調に推移する見通し。また、年間配当は実質前期比2円減の5円を予定している。

 なお、18年3月期連結業績は、売上高903億7200万円(前の期比1.2%増)、営業利益9億500万円(同19.4%減)、純利益5億9000万円(同11.1%増)だった。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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