新東工、前期最終を33%上方修正・11期ぶり最高益、配当も1円増額

配信元:株探
投稿:2018/05/07 15:30
 新東工業 <6339> が5月7日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。18年3月期の連結最終利益を従来予想の45億円→60億円(前の期は33.5億円)に33.3%上方修正し、増益率が34.0%増→78.7%増に拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の51億円→48億円(前の期は48.8億円)に5.9%下方修正し、一転して1.8%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の15.2億円→30.2億円(前年同期は15.7億円)に98.7%増額し、一転して91.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の20円→21円(前の期は18円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結子会社の固定資産の譲渡による特別利益計上を平成29年11月6日に公表しましたが、その後の連結業績につき精査をしましたところ、親会社株主に帰属する当期純利益が前回の発表の予想数値を上回る見通しとなりましたので、通期の連結業績予想を修正致します。※上記予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。

 当社は、財務状況や業績等を勘案しつつ、安定配当を継続することを株主の皆様への利益還元を基本方針としております。この度、平成30年3月期の業績を踏まえ株主の皆様へより一層の利益還元を図るべく、従来予想の1株当たり10円に1円増配し、期末配当金として1株当たり11円を行う予定であります。この結果、中間配当金10円と併せて年間21円の配当となる予定であります。
配信元: 株探

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