(5943)ノーリツ
四季報によると、給湯器の海外は、米国でタンクレス機種順調。中国は費用管理厳格化の効果大。柱の国内は3月の新機種健闘。厨房も下期に新製品。人員自然減もあり採算改善。製品保証引当金特損見込まず純益伸長。 キッチン・バス製造のトクラスと業務提携。製品の相互供給や共同開発で品ぞろえ拡充狙う。米中で暖房に本格参入。給湯器絡めたシステム製品として拡販。
8月10日発表時点、2017年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.9%の100億円、経常利益+9.2%の102億円の増収・増益の見通し。2月13日時点の予想と変わらず。
2012年11月8日の1260円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成。この中で2015円6月24日の2410円で当面のピークをつけ急反落となって上昇トレンド(A)を下に切り、9月8日の1656円まで下落しました。その後、この1656円を安値にゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で2016年8月19日の1797円を安値に、角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行の動きとなって、今年の5月10日に2294円まで上昇するものの上昇トレンド(B)を突破することはできず、7月25日に2163円で売転換となり、上昇トレンド(C)を下に切ってしまいました。売られ過ぎを待つスタンスとなります。
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(7947)エフピコ
四季報によると、耐熱型の発泡容器が続伸。原材料価格上昇で価格改定実施。償却負担大きいが、ケース梱包ロボットなどの導入で作業員約100人分の省力化。配送時間短縮と積載効率向上も寄与。連続最高益。増配。 岡山に70億円投資しフィルム工場と印刷工場建設、18年に竣工。キユーピーやプリマハムなどと提携して総菜開発。ケータリング会社への売り込み図る。
8月3日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+4.8%の159億円、経常利益+4.8%の165億円と3期連続の増収・増益の見通し。5月10日時点の予想と変わらず。
2014年10月21日の2842円の安値から、短期の急角度の上昇トレンド(A)となり、この中で2015年4月7日の4730円、5月25日の4750円と2点天井をつけて、8月6日の3735円まで下落し、ここを当面の底にして、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、今年の3月3日の4890円、3月30日の4940円と2点底となって急上昇し、6月6日の6360円、8月7日の6460円と上昇トレンド(B)を上にぬけるものの、8月3日の決算発表で目先の材料出尽くしとなり、8月17日の5930円で売転換となり、上昇トレンド(B)の下値斜線(抵抗ライン)を試す動きとなっています。
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(3863)日本製紙
四季報によると、印刷用紙は漸減。板紙や家庭紙は微増。原燃料価格上昇に値上げだけでは追いつかない。ただ前期不発の工場原価改善の復元や国内合弁、北米買収事業、海外不振会社回復が尻上がりに持ち上げて営業益伸長。大型特損見込まず純益平準化。宮城・石巻工場に新素材セルロースナノファイバー(CNF)量産設備稼働。CNFなど新素材事業の専任部署新設。
8月3日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益+26.2%の300億円、経常利益+11.1%の300億円と2期連続の増収・増益の見通しとなっています。5月12日時点の予想と変わっていません。
2013年8月22日の1315円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年6月8日の2249円、10月30日の2260円の2点天井となって調整入りし、2016年6月24日の1733円で底打ちし、11月9日の1794円を安値に短期の上昇トレンド(B)へ移行しました、この上昇トレンド(B)の中で今年の6月29日に2015年10月30日の2260円の直近高値をぬいて、2年ぶりの高値更新となりました。ここを当面のピークにして8月4日の2128円で売転換、さらに9月4日の2081円で「ろく売」となっています。割安株であり業績からは大きく下げれば買い有利といえます。
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(1333)マルハニチロ
四季報によると、豪州のメロやエビ、タイのペットフードなど海外順調。北米サケマスなど赤字事業も黒字転換。が、冷食など加工や商事が数量増でも原料高に円安が追い打ちで利幅縮小、営業益足踏み。記念配落とす。新船購入や現地漁業会社への資本参加でニュージーランドを強化。国内養殖で新規孵化場の建設計画、マグロなど主要魚種の人工種苗生産で事業安定化へ。
8月7日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は-8.8%の240億円、経常利益は-10.3%の250億円の減収・減益の見通し。5月8日時点の予想と変わらず。ほとんど織り込み済み。
2015年10月2日の1642円の安値から急角度の短期上昇トレンド(A)となって2016年2月2日の2345円まで上昇後、4月1日の2026円まで押し目を入れ、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンドの中で、今年の3月21日に3580円の高値をつけ調整入りとなって、7月5日の2905円まで下げ、上昇トレンド(B)の下値斜線にサポートされ、もみあって8月31日に3190円で買転換となりました。上昇トレンド(B)の中で上値斜線、下値斜線へぎりぎり接近して反落、反発という形になっています。
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(2768)双日
四季報によると、一過性売却益消滅で情報産業が反落。ただ海外合成樹脂など堅調。エネルギー、鉄鋼などに市況回復の追い風。食料アグリは海外肥料の堅調に加え前期の穀物減損消え急改善。連続最高純益。増配。自動車販売、航空機の機体販売、海外発電事業などに17年度は過去2年分相当の1500億円を計画。資源では資産入れ替え、トレード強化など推進。
8月2日発表時点。2018年3月期本決算予想は、2017年3月期比で営業利益は+6.6%の550億円、経常利益は+19.1%の690億円の2期連続の増収・増益の見通し。5月1日時点の予想と変わらず。割安株。
2008年4月30日の428円を高値に本格下落となり、2009年2月25日の103円まで下げ、ここからの自律反発で6月15日の239円まで上昇後、ゆるやかな長期の下降トレンド(A)へ移行しました。この中で2012年11月13日の95円を底値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で2015年2月2日の152円を安値に急騰となって、下降トレンド(A)を上放れし、5月28日に329円の高値となりました。ここを当面のピークにして買われ過ぎからの調整入りとなって短期の下降トレンド(C)へ転換し、この中で2016年2月12日に192円の安値をつけて上昇トレンド(B)の下値斜線にサポートされて反発しました。12月12日の304円、今年の2月24日の301円と2点天井となって、4月17日の260円まで押し目を入れ、8月31日に295円で買転換となっています。この形だと304円を終値で突破できれば一段高となる形です。
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