2015年5月28日に大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が東京証券取引所に上場申請を行いました。早ければ今年秋にも上場される見込で東証への上場を目指す方針です。
入場者数のV字回復で2009年の上場廃止から6年での上場復活の可能性が高まってきました。
以前はセサミ・ストリート、シュレック、スパイダーマンと言った米国のユニバーサル・スタジオに沿ったコンテンツが主流で日本の子供には少し敷居が高かった印象でしたが、近年は日本でも人気の高いハリポタをテーマにしたエリアの新設や国内のアニメ・マンガ・ゲーム等お馴染みのコンテンツを充実させて家族で楽しめるテーマパークにしたことが集客増の一因のようです。
上場のポイント
上場最終年の営業利益は約86億円でしたが、2014年は約242億まで上昇。企業収益はこの6年間で大きく改善しており、今後の期待感も含めて株価に良い影響を与えると思います。
更にディズニーランドを運営するオリエンタルランドと同じく株主優待への期待感も出てくると想定されます。ちなみに前回の上場時にも1株単位から優待を実施しており、10株以上であれば年間パスが年二回貰えるなど人気がありました。(上場終了時点の単元数:1株、株価:47,200円)
上場前に優待を発表することは無いかもしれませんが、以前の上場時の実績がありますので期待感としてIPO時の応募数や初値に影響を与えそうです。
USJのIPOを狙うには?
先ほどUSJのネームバリューに加えて「収益性」と「優待期待」を見る限り、初値に期待が持てる銘柄と言うことは間違いなさそうです。
そんな銘柄をIPOで狙わないわけには行きませんね。まだ主幹事が決まっていませんが、今のうちから準備をしておきましょう。
店頭証券ではIPOはお得意様に優先配布のスタイルが多いので今から狙うなら公平な抽選ルールが多いネット証券がオススメです。
仮に抽選確率をあげたいのであればネット証券の2014年IPO実績No1の「SBI証券」が良いと思います。また「マネックス証券」「松井証券」の2社では『応募者ごとの抽選制』となっており、資金に関係なく抽選を行いますのでもし両社にUSJのIPO配分があれば狙い所だと思います。
いずれにしても当選確率を上げるため、複数の証券会社で口座開設して並行してIPOの応募をするのが得策だと思います。
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