■業績動向
1. 2018年3月期第3四半期の業績動向
プレミアムウォーターホールディングス<2588>の2018年3月期第3四半期の売上高は19,901百万円(前年同期比39.2%増)、営業損失1,106百万円(前年同期は78百万円の利益)、経常損失1,330百万円(前年同期は10百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,378百万円(前年同期は281百万円の損失)となり、大幅な増収とともに損失計上となった。
売上高の伸びに関しては、新規顧客の獲得が好調に推移し、それに伴い保有顧客数が順調に積み上がったことが要因。2018年3月期第3四半期の新規顧客契約件数は平均21,046件/月(前年同期は16,622件/月)、2017年12月末の保有顧客数は607,226件(前年同月末は442,493件)となっている。
損失計上に関しては、2018年3月期をより大きな成長のために新規顧客を獲得し先行投資をする時期と位置付けてきたため、想定通りと言えよう。PETボトルの内製化や顧客数の増加に伴う工場稼働率の向上により原価は低減したものの、顧客基盤の強化に向けた営業活動の拡大などにより販売促進費・代理店手数料等を大幅に増やしたことが損失の要因である。四半期毎の推移では、2018年3月期第1四半期から第3四半期にかけて損失額は確実に減少しており、収益的にも上向きであることが確認できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<HN>
1. 2018年3月期第3四半期の業績動向
プレミアムウォーターホールディングス<2588>の2018年3月期第3四半期の売上高は19,901百万円(前年同期比39.2%増)、営業損失1,106百万円(前年同期は78百万円の利益)、経常損失1,330百万円(前年同期は10百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,378百万円(前年同期は281百万円の損失)となり、大幅な増収とともに損失計上となった。
売上高の伸びに関しては、新規顧客の獲得が好調に推移し、それに伴い保有顧客数が順調に積み上がったことが要因。2018年3月期第3四半期の新規顧客契約件数は平均21,046件/月(前年同期は16,622件/月)、2017年12月末の保有顧客数は607,226件(前年同月末は442,493件)となっている。
損失計上に関しては、2018年3月期をより大きな成長のために新規顧客を獲得し先行投資をする時期と位置付けてきたため、想定通りと言えよう。PETボトルの内製化や顧客数の増加に伴う工場稼働率の向上により原価は低減したものの、顧客基盤の強化に向けた営業活動の拡大などにより販売促進費・代理店手数料等を大幅に増やしたことが損失の要因である。四半期毎の推移では、2018年3月期第1四半期から第3四半期にかけて損失額は確実に減少しており、収益的にも上向きであることが確認できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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