新興市場銘柄ダイジェスト:ロコンドがストップ高、カーディナルは昨年来高値更新

配信元:フィスコ
投稿:2018/03/27 15:21
<1439> 安江工務店 1451 +48
朝方に一時1643円まで急伸。M&Aキャピ<6080>とアドバイザリー契約を締結したと発表している。近年、多くの中堅・中小企業が後継者問題に直面し、M&A(合併・買収)や事業承継のニーズが増加している。M&Aキャピとの本契約の締結により、事業領域の拡大を図る。本契約の内容としては、候補先企業の株式の譲受または事業の譲受の交渉及び諸手続に関する日程調整、交渉の立会いや助言、各種文書の作成サポートなどを挙げている。

<3727> アプリックス 347 +12
3日ぶり反発。一時376円まで上昇した。水処理システムに関する情報をインターネット経由でモニタリング可能にするための新サービスを新たに製品化し、パッケージ製品として「HARPS(ハープス)」を発売すると発表している。企業化へ約5000万円を投じる。発売日は米国及びヨーロッパが4月1日、日本が今夏の予定。浄水器メーカー、飲食店、住宅設備メーカーといった浄水器を扱う法人、及び水を使う機械、工場、施設などを販売・所有している法人に対し提案していく。

<4918> アイビー 4190 -190
6日続落。18年3月期業績予想の下方修正を発表している。営業利益見通しは従来の7.00億円から0.30億円(前期は10.90億円)へと引き下げた。第4四半期(1-3月)における大型新製品「ホワイトパワーセラム」での挽回を予定していたが、販売会社からの注文状況は当初予定数量100万本の半分にも届かない見込みという。最終損益は1.80億円の赤字(従来予想は4.00億円の黒字、前期は6.06億円の黒字)となるもよう。

<7855> カーディナル 1618 +300
ストップ高で昨年来高値更新。セブン-イレブン・ジャパンがICタグを使い負担が大きかった店舗での検品作業を大幅に効率化すると一部メディアで報じられており、同社などICタグ関連とされる銘柄に物色が向かったようだ。この報道によれば、今月27日からおにぎりや弁当などの商品でICタグを取り付けた納品ケースを導入し、ケース単位で検品できるようにして作業時間を約6割削減する。検品でのICタグ実用化は業界では初めてという。

<3998> すららネット 5190 +390
急反発。放課後等デイサービスの最大手ハッピーテラスが同社のクラウド型学習システム「すらら」を18年度より導入すると発表している。通所する児童の家庭での学習支援のサポートに活用される。ハッピーテラスは発達に課題のある児童に対し、将来の社会的な自立に必要なコミュニケーション力を身につけることを目的にした「発達改善スクール」。「すらら」導入により基礎学力の充実と発達改善のより効果的でバランスのよい支援を図る。

<3558> ロコンド 1130 +150
ストップ高比例配分。ギフト用品の大手卸売事業者であるシャディの株式を取得すると発表している。同社が構築したIT・物流インフラ等を活用することでシナジー効果が見込まれるという。子会社のL Capital TOKYOを通じて全株式を取得するが、L Capital TOKYOはラオックス<8202>や同社に対し第三者割当増資を実施する。これにより同社のL Capital TOKYOの株式保有割合は40%となるため、シャディは同社の子会社とはならない。



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配信元: フィスコ

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