コンセックは反発、無電柱化促進で電柱切断用新型ワイヤソーの需要加速

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/30 13:19
 コンセック<9895.T>は反発。一時、前日比10円高の220円まで買い進まれて、75日移動平均線(216円=29日現在)を上回り、先高期待感が高まってきた。

 同社は建設向けダイヤモンド工具の大手で、切削工具・建機と特殊工事が収益の柱。注目したのは、電線地中埋設化対応の電柱切断用新型ワイヤソーを手掛けており、受注獲得に向け本格攻勢をかけているところ。コンクリート柱を安全かつ効率的に分断できる切断機で、消音刃使用や吸引機による粉塵収集など環境に配慮した製品。

 東京都は2020年のオリンピック・パラリンピックまでにできるだけ無電柱化を急ぐ方針で、その後は全国にこの動きが広がる見通しだ。18年3月期の営業利益は前期比76.5%増と大幅増益予想。19年3月期も切削工具の拡大が牽引し業績好調が見込まれている。PERは32倍と割高だが、PBRは0.5倍台と割安水準にある。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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