<動意株・27日>(大引け)=野崎印刷、ゼリア新薬、イマジカロボなど
野崎印刷紙業<7919.T>=急速に人気化。同社は印刷物や包装材、食品包装材など紙製品の製造を手掛けるが、ここテーマ物色の波が押し寄せているセルフレジ関連の出遅れとして投機資金が一気に攻勢をかけた。タグやラベルも高いシェアを有しており、ドラッグストアやコンビニが積極的に取り組む構えにあるICタグと無人レジ化の流れに乗る。株価が200円台と低位で売買単位も100株で流動性に富み、幅広く個人投資家資金を呼び込んだ。
ゼリア新薬工業<4559.T>=後場上げ幅を拡大。同社は午後2時ごろ、スイスのビフォーファーマ社と高カリウム血症治療薬バルタッサの日本国内における独占的開発および販売に関する契約を締結したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。同薬は、ナトリウムを含まない陽イオン結合非吸着性ポリマーで、経口で服用すると腸管内で過剰なカリウムを結合して便とともに排泄され、高カリウム血症を改善する。米国では15年12月から販売されているほか、ヨーロッパでは17年7月にEMA(欧州医薬品庁)から承認を取得していることから、ゼリア新薬では日本国内においても高カリウム血症治療の新たな治療選択肢になるものと期待しているという。
イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>=大幅反発。同社は26日の取引終了後、連結子会社アイチップス・テクノロジーが4K4画面オーバーレイ対応IP変換/解像度変換LSIを開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。新製品は、最大で4K60ヘルツ画像4入力を同時に処理でき、高品位な画質を実現するLSIで、4Kに必要な高い画像処理能力を1チップに集積したのが特徴。なお、4月からサンプル出荷を開始するとしている。
サイオス<3744.T>=ストップ高。同社は26日、エピゲノムの情報解析およびソフトウェア・装置開発を手掛けるRhelixa(レリクサ、東京都千代田区)と資本・業務提携したと発表。これが材料視されているようだ。エピゲノムとは、生まれた時に決まっている遺伝的情報「ゲノム」に対して、時間・環境依存的で後天的な分子レベルの影響を受けたもの。同社はレリクサが発行する第三者割当増資による株式を取得するとともに、傘下のサイオステクノロジーがエピゲノムのクラウド解析プラットフォームの開発と構築をレリクサと共同で開始するとしている。
芝浦メカトロニクス<6590.T>=急反発。同社は26日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を485億円から486億円(前期比13.7%増)へ、営業利益を22億円から24億円(同60.1%増)へ、純利益を14億円から16億5000万円(同77.4%増)へ上方修正したことが好感されている。売上構成の変化など直近の業績動向から判断したという。また、業績予想の修正に伴い、従来7円を予定していた期末一括配当を1円増額して8円にするとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。前期実績の4円に対しては4年の増配になる予定だ。
CSP<9740.T>=急伸し昨年来高値を更新。同社は26日の取引終了後、集計中の18年2月期連結業績について、売上高が従来予想の522億円から537億円(前の期比8.9%増)へ、営業利益が13億2000万円から17億3000万円(同0.3%増)へ、純利益が8億5000万円から13億4000万円(同16.6%増)へ上振れ、営業減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感されている。臨時警備が想定以上に発生したことに加えて、期初には計画していなかった大口の常駐警備案件が受注できたことなどが要因。また、政策保有株式の一部を売却したことによる売却益計上も最終利益上振れに寄与したとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
ゼリア新薬工業<4559.T>=後場上げ幅を拡大。同社は午後2時ごろ、スイスのビフォーファーマ社と高カリウム血症治療薬バルタッサの日本国内における独占的開発および販売に関する契約を締結したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。同薬は、ナトリウムを含まない陽イオン結合非吸着性ポリマーで、経口で服用すると腸管内で過剰なカリウムを結合して便とともに排泄され、高カリウム血症を改善する。米国では15年12月から販売されているほか、ヨーロッパでは17年7月にEMA(欧州医薬品庁)から承認を取得していることから、ゼリア新薬では日本国内においても高カリウム血症治療の新たな治療選択肢になるものと期待しているという。
イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>=大幅反発。同社は26日の取引終了後、連結子会社アイチップス・テクノロジーが4K4画面オーバーレイ対応IP変換/解像度変換LSIを開発したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。新製品は、最大で4K60ヘルツ画像4入力を同時に処理でき、高品位な画質を実現するLSIで、4Kに必要な高い画像処理能力を1チップに集積したのが特徴。なお、4月からサンプル出荷を開始するとしている。
サイオス<3744.T>=ストップ高。同社は26日、エピゲノムの情報解析およびソフトウェア・装置開発を手掛けるRhelixa(レリクサ、東京都千代田区)と資本・業務提携したと発表。これが材料視されているようだ。エピゲノムとは、生まれた時に決まっている遺伝的情報「ゲノム」に対して、時間・環境依存的で後天的な分子レベルの影響を受けたもの。同社はレリクサが発行する第三者割当増資による株式を取得するとともに、傘下のサイオステクノロジーがエピゲノムのクラウド解析プラットフォームの開発と構築をレリクサと共同で開始するとしている。
芝浦メカトロニクス<6590.T>=急反発。同社は26日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を485億円から486億円(前期比13.7%増)へ、営業利益を22億円から24億円(同60.1%増)へ、純利益を14億円から16億5000万円(同77.4%増)へ上方修正したことが好感されている。売上構成の変化など直近の業績動向から判断したという。また、業績予想の修正に伴い、従来7円を予定していた期末一括配当を1円増額して8円にするとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。前期実績の4円に対しては4年の増配になる予定だ。
CSP<9740.T>=急伸し昨年来高値を更新。同社は26日の取引終了後、集計中の18年2月期連結業績について、売上高が従来予想の522億円から537億円(前の期比8.9%増)へ、営業利益が13億2000万円から17億3000万円(同0.3%増)へ、純利益が8億5000万円から13億4000万円(同16.6%増)へ上振れ、営業減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感されている。臨時警備が想定以上に発生したことに加えて、期初には計画していなかった大口の常駐警備案件が受注できたことなどが要因。また、政策保有株式の一部を売却したことによる売却益計上も最終利益上振れに寄与したとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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