「下値模索」は続くが、「悲観する必要なし」も継続…!?
◆「貿易戦争絡みの懸念」で突っ込むも、その後は支えられて終了
※ご注意:予想期間は3月27日と表示されていますが、本日(3月26日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
「貿易戦争絡みの懸念」にて突っ込んだ先週末でしたが、その後は“朝方安値(104.632円)”を割り込むことはありませんでした。
“戻りが鈍い”のは事実ですが、“悲観論一色”というわけではなさそうです。
◆今後も「上値の重さが囃される」は否めないが…?
もちろん“懸念が払拭したわけではない”ことを考えると、今後も「上値の重さが囃される」展開は否めません。
また“底割れを見る向きは少なくない”ことを考えれば、「イメージは下方向」を地で往く展開も想定しておかなければならないところです。
それでも先週末にも記しましたが、「1/26安値《108.277円》への戻しを見越した61.8%ライン(104.630円)」にはすでに到達しています。
そして“先週末の欧州タイム序盤”“同NYタイム終盤”さらに“本日オープニング”と3度にわたって下値を模索し、「跳ね返された」のも事実です。
105円前半には“分厚いドル売りオーダー”が待ち構えていますので、突破するには骨が折れそうではあります。
しかし「悲観する必要なし」というのも、先週末に続いて鑑みておく必要がありそうです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.873(3/21~3/23の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:105.644(3/13~3/23の38.2%戻し、3/21~3/23の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:105.325(3/23高値、3/21~3/23の38.2%戻し)
上値2:105.183(ピボット1stレジスタンス)
上値1:105.000(大台)
前営業日終値:104.765
下値1:104.632(3/23安値、1/26安値《108.277》への61.8%戻しを想定した下値メド)
下値2:104.490(ピボット1stサポート)
下値3:104.207(16/12/15~17/4/17下落幅を17/11/6高値から当てはめたライン、ピボット2ndサポート)
下値4:104.000(大台)
下値5:103.797(ピボットローブレイクアウト)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
11:15 ドル円 抵抗・支持ライン追加
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