“動きづらい”が基本 - 押すところあれば“押し目買い”…!?
◆“まちまち(揺れ動き)”の一日
※ご注意:予想期間は2月27日と表示されていますが、本日(2月26日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
幾分“上値が重かった”ものの、基本的には“まちまち(揺れ動き)”の一日でした。
欧州タイム序盤に107.131円まで上値を伸ばしたものの、その後は上値を押さえられています。
一方で下値はNYタイム中盤の106.514円に限定されており、その後は“米10年国債利回り低下⇒NYダウの340ドル超高”に引っ張られて持ち直していきました。
◆本日は“上値の重い”が先行する可能性が高いが…?
本日は「スポット取引の月末応当日」に当たるため、“実需絡みのフロー”も目立っています。
やや“輸出筋のドル売りオーダー”が勝っているようにも見えることを考えると、本日に関しては“上値の重い”が強いられる可能性が高いといわざるを得ません。
しかし“極端に傾斜”しているわけではなく、マーケットの関心は「前倒しされたパウエルFRB議長の議会証言」に集中しています。
パウエル証言の“タカ派/ハト派の色合い”次第では、米国債(金利)市場が大きく変動する可能性があります。
しかしその結果が出るのはあくまでも“明日(27日)”であり、それまでの動きは結局巻き戻される可能性が高いと考えるのが自然です。
前記“上値の重い”が強いられやすい以上、本日は“押し目買いチャンス”と考えたいところです。
もっとも“動きづらい”が基本であることは変わらないのでしょうが…?
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:107.572(2/21~2/23の76.4%戻し)
上値4:107.370(2/21~2/23の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.207(2/21~2/23の50%戻し)
上値2:107.131(2/23高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.000(大台)
前営業日終値:106.828
下値1:106.726(日足・一目均衡表転換線)
下値2:106.514(2/23安値、ピボット1stサポート)
下値3:106.447(2/16~2/21の61.8%押し)
下値4:106.207(ピボット2ndサポート)
下値5:106.095(2/19安値、大台)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
11:15 ドル円 抵抗・支持ライン追加
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