平昌オリンピック・パラリンピックと米軍「鼻血作戦」の可能性

2018/02/23 02:02

株、為替マーケットに影響大である「鼻血作戦」の実行可能性は?

連日のオリンピック報道で日本選手の大健闘が伝えられ、頼もしい限りですが、今回のオリンピック開催地が朝鮮半島の北朝鮮と近い場所であり、平和の祭典を政治の場として使う動きも活発でその点にも目配りしておかなければなりませんね。

平昌オリンピック・パラリンピックの開催日程は2月9日~3月18日
その後に米日韓による共同軍事演習の日程が発表される、と韓国側からも米国からも報道されています。
ちなみに3月18日といえばロシア大統領選挙日でもありますね。

「鼻血作戦」とは何度か米軍によって計画されては見送られている(実施のタイミングを計っているとも言い換えられます)安全保障計画で、米国に向けて威嚇しているかのようなミサイル発射(北朝鮮側は実験と称しているもの)が次第に脅威になる前に、ピンポイントで危ない拠点をつぶしておこうとするものです。

これまでもイラクやISに対しても拠点攻撃は実施されてきたことを考えると、米国民の安全保障のためには早めに手を打っておくべき、という考えの元、計画されていても不思議ではありません。

が、もし、実行された場合は該当国や民はもちろんのこと、近隣諸国もマーケットも「びっくり」はします。
その「びっくり」は日本や中国の株式市場にも伝播します。

これがニューヨーク市場に影響すれば歴史的高値圏にあるアメリカ株も振動します。
すると好調な経済下、むざむざ、振動を起こしたことによって一時的にせよぶち壊しになってしまってはミサイル脅威以上のダメージを先進国が受けてしまい、「北朝鮮に過剰に反応したがために損したじゃないか!」ということになり、2018年中間選挙を有利に運ばねばならないトランプ大統領にはおいそれととれる作戦ではないことは明白です。

が、それを見越して、北朝鮮がトランプ大統領を見透かしたような態度に出てくるのはトランプ氏にとって耐え難いことでしょう。
また、韓国・文大統領は朝鮮半島統一の理想を掲げた政治家と言われ、北からのアプローチに乗りやすい素地が平昌オリンピックで整いつつある点でもアメリカにとっては侮れない事柄でしょう。

そこで3月18日以降に出てくると思われる米日韓の軍事演習の予定や実施が注目されるほか、
アメリカ主導でFRBの金利政策等で前倒しでマーケットの調整を済ませておくことができたなら、「鼻血作戦」を実施した時の米日中のマーケット変動リスクを軽減できるのではないかという見方もできるわけです。

株式投資やFXをしている人にとって「鼻血作戦」の実施にまつわるマーケット変動は大きなテーマであるため、3月、4月はよくよく注視とリスク管理をしっかりとしたいものですね。

詳しくは都度都度、コラムや講演でお話ししたいと思っています。
配信元: 達人の予想
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